3月「大きくなる」

長いように思われた冬もやっと終わり、陽光の明るさに心トキメキつつも、紫外線対策が気になる季節がやって参りました〜*

新年度を迎えるにあたって、3月の「ここからだ」は「大きくなる」をテーマに選んでみました-\(´∀`)/

そこで、取り上げた絵本「大きなけやき」の作者・林木林(ハヤシ キリン)氏の言葉を、まずはご紹介しましょう〜

「遠くばかりを眺めていると、目の前の大切なものを見落としていたり、目の前のことにばかり夢中になっていると、遠くにある素敵なものを見逃してしまう-。
遠くと近くの素晴らしさを見失わない、やわらかな心を持ちたいなぁ」と、今日も憧れます。

〜これは、林氏が、散歩がてら写真を撮影する折りに、空に浮かぶ雲に見とれて、危うく自転車や電柱にぶつかりそうになったり、夢中で目の前の緑や足元に咲く小さな草花を覗き込んでいる時、空に美しい雲が浮かんでいても気が付けない-ということが度々あるそうで、遠くと近くを一緒に気付くことの難しさを、しみじみ実感しての言葉のようです〜。

…この「思い」、子育てや仕事上での人間関係とかにも、十分相通じるところがある気がして、妙に心に響くメッセージとなりました-。
つい近視眼的に、目の前の出来事にばかり気をとられるのではなくて、もうちょっと相対的に(長期的視野にたって)物事を判断したり、結論を導くよう、常に心のゆとりと言いましょうか、間合いのようなものを大切に、日々過ごせたら〜と、いつでもどこでもガサガサとせわしなく[前のめり]で生きている感のある私は、思った次第デス…f(~_~;)

さて、そんな「大きなけやき」の絵本-。
一本のけやきの老木が倒れ、そこから新たな生命の連なりを謳う雄大なドラマを、見易く簡略化されていながらも、どこまでも愛情深さを感じさせる絵と、わかりやすい言葉選びで、まさに作者のお人柄を彷彿させる〜、そんな印象的な絵本です。

ちなみに、「大きな木」を主題にした絵本は、他にもかなり沢山ありますので、色々と読み比べて、お気に入りを探してみるのもいいかもしれませんネ-(^-^)i

さてさてそんな訳で、この日のアートタイムは、三折りした紙に好きな「木」を描いて、後から折った部分を伸ばして、オリジナルの「大きな木」を創ってみましタ〜φ(..)

ニューっと伸びた部分が、お部屋になっていたり、エレベーターがついていたり…。
虫さん達や鳥やお花、そして色とりどりのフルーツからはジュースも飲めて…◎
たっぷり時間を使い、自由に空想を膨らませ、お母さんにもお手伝いしてもらいながら、「〜だったらいいのになぁ♪」を、カタチにしていきました〜p(^^)q
もう、本当にどの木も個性的でステ[キ](木!)な作品が仕上がりマシタ!!

先月から新しくスタートしたコーナー[へぇ-、ふぅん、そうなんだ!]では、「なにからできているでしょーか?」という絵本ををご覧いただきました。

おにぎり・ハンバーガー・ラーメン・餃子・パフェといった、子ども達の人気メニューが、どんな「具材」から成り立っているかを、見開き一杯に描かれた食材でわかりやすく見せてくれる、かなりインパクトのある絵本〜(o^o^o)

例えばおにぎりは、梅干し・海苔・ご飯-ぐらいなら小さい子でもわかるけど、忘れてはいけないのが「塩」の存在-!
しかも、御飯をズラッーと一粒ずつ「勢揃い」させ、ラインナップ!!
そんな調子で、ハンバーガーでは、バンズ(パン)にのってる(付いてる!?)ゴマをもきちんと並べ、ラーメンでは、縮れ麺を一生懸命一本ずつ伸ばして(←各メニューには担当動物がいて、それぞれ「作業」をしている-)…という[芸]の細かさ★
しっかり、それぞれの具材の切り方(輪切り・くし切り・小口切り・みじん切りに千切り-etc)と、そのこだわり感が、妙にマニアックでなかなか面白い絵本でした☆
(最後のメッセージ「みんな すくすく 大きくなあれ」-もgood(⌒ー⌒)!)


久しぶりに、真似っこ遊びの「ピヨピヨサン」も出来たし、「大きくなったら何になる!?」の手遊びで、「③の指でうなぎ掴み!」という、極めてレアな情報もGET出来たし、今回も楽しい時間を皆さんと一緒に過ごせたと思います゜+。(*′∇`)。+゜

他に、取り上げたり紹介した絵本は以下の通りです〜(スペースの都合上、題名のみでスミマセン(^m^))
・「おおきな ものの すきな おうさま」
・「ミアはおおきなものがすき!」
・「おおきくなるっていうことは」
・「おおきくなりたいこりすのもぐ」

最後は、恒例の「ナナイロcafe特製おやつ」でプログラム終了です-。

次回は4/26です。
花粉症も一段落していることを祈って……
See You〜(^ .^)y-~~~